全域に入れるパスポート券は高シーズン35ユーロ。券の種類、予約の手順、売り切れのときの代案、日本語で楽しむ方法を整理しました。

2026年10月に公式サイトで確認した料金の例です。変更されることがあるため、購入ページで最新の料金を確認してください。日本からの旅行者は、EU圏の住民向けの割引(3ユーロ引き)の対象外で、標準料金になります。
| チケット | 料金(低/高シーズン) | 内容 |
|---|---|---|
| パスポート券 | 25/35ユーロ | 宮殿(時間指定)、トリアノン、特別展、庭園(噴水ショーの日も)、公園 |
| 後入場パスポート | 18/28ユーロ | 宮殿へ15時(低)か16時(高)から入る。内容はパスポート券と同じ |
| トリアノン券 | 15/15ユーロ | グラン・トリアノン、プチ・トリアノン、王妃の村里。時間指定なし。12時から |
| 庭園のみ(噴水ショーの日) | 無料/15ユーロ | 音楽と噴水のある日の庭園。パスポート券には含まれる |
| 庭園+トリアノン | -/20ユーロ | 宮殿に入らない人や、宮殿の枠が売り切れの人向け |
音声ガイドは、宮殿とトリアノンの両方が8ユーロ、片方だけなら5ユーロです。ガイドツアーは入場料に10〜16ユーロほどを足す形で、英語とフランス語で行われます。公式サイトのページによって金額の表記が異なる箇所があるため、購入ページで確認してください。
18歳未満は、宮殿とトリアノンが無料です。ただし、無料でも宮殿の時間指定の予約は必要です。日本のお子さまは、噴水ショーの日の庭園が有料になるため、必要に応じて割引のパスポート券を選びます。大人には、日本の旅行者に使える無料や割引の区分はありません。
公式のFAQには、11月から3月の第1日曜は無料とする記載があります。ただし、同じページに古い記述も混ざっているため、実際に利用する際は公式サイトの最新の案内を確認してください。無料の日は、時間指定の予約と、混雑が前提になります。
高シーズンの火曜と週末は混みやすく、早い時間の枠から埋まります。公式サイトが用意している代案は次のとおりです。
どれくらい前に売り切れるかは、公式には示されていません。日程が決まったら、早めに押さえておくのが安心です。
オンラインで買った券でも、優先入場は付きません。時間指定の券は待ち時間を短くしますが、セキュリティ検査の列は残ります。オンライン券の入場は、予約した時間から30分以内であれば確実とされています。人の少ない時間帯を選ぶなら、公式が勧める9時の開館時間です。
パリ・ミュージアム・パスを持っていても、宮殿には無料のパスポート券を取得して、時間指定の予約をする必要があります。パスだけで当日に入れるわけではないので、行く日が決まったら、先に枠を押さえてください。
公式サイトに日本語のページはありません。ただし、宮殿の音声ガイドは日本語を含む13の言語に対応しています。トリアノンの音声ガイドは、フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語の5言語で、日本語はありません。
| 方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 日本語の音声ガイド(宮殿) | 自分のペースで回りたい人 | トリアノンは日本語に対応していない |
| 日本語のガイド付きツアー | 解説を聞きながら回りたい人 | 旅行会社の商品。庭園やトリアノンが含まれないことがある。内容と料金は商品ページで確認 |
| 英語などのガイドツアー | 言語にこだわらない人 | 言語は商品ごとに異なる。購入前に確認 |
旅行サイトには、宮殿の入場券に、パリからの交通手段やセーヌ川クルーズ、エッフェル塔などを組み合わせた商品があります。内容と料金は商品ごとに異なり、公式のパスポート券とは別の商品です。宮殿だけを自分で見るなら、公式のパスポート券か、同じ内容の旅行サイトの券で足ります。
パスポート券は、宮殿の自由見学のルートに加えて、トリアノン、庭園、特別展を含みます。自由見学で回れる主な場所は、王の大居室、鏡の間、王妃の寝室、王室礼拝堂、戦闘の回廊などです。宮殿の部屋の並びと見どころはヴェルサイユ宮殿のガイドにまとめました。
| 場所 | ルートの目安 |
|---|---|
| 王の大居室・鏡の間 | 自由見学のルートに含まれる |
| 王妃の寝室 | 自由見学のルートに含まれる |
| 王の居室・王妃の私室 | ガイド付きの見学が中心となる場合がある |
| 馬車ギャラリー | 週末や祝日の午後に開く(時期で変わる) |
| 王立オペラ劇場 | 催しの日や時期により異なる。公式で確認 |
このほか、無料で入れる場所として、週末の彫刻・モールディングのギャラリー、ロイヤル・テニスコートなどが公式に案内されています。開く日と時間は季節で変わるため、行く日の案内を確認してください。
公式サイトは、高シーズンの火曜と週末が最も混むとしています。日本の旅行会社の案内では、10時から15時ごろが混みやすく、朝の開館直後か、夕方の遅い時間が空いている傾向があるとされます。現地でチケット窓口に並ぶと、高シーズンには1〜2時間待つことがあるという報告もありますが、公式に数字は出ていません。
公式のガイドツアーは、入場料に10〜16ユーロほどを足して参加する形で、英語とフランス語で行われます。国王の居室や王妃の私室など、自由見学では入れない場所に入れるツアーもあります。申込みの窓口は、宮殿の北の大臣翼棟です。内容と料金は時期で変わるため、公式サイトで確認してください。
| 種類 | 言語と費用の目安 |
|---|---|
| 宮殿の音声ガイド | 日本語を含む13言語。8ユーロ(トリアノンとの両方) |
| トリアノンの音声ガイド | 日本語は非対応。5言語 |
| 公式のガイドツアー | 英語・フランス語。入場料に10〜16ユーロほど追加 |
音声ガイドの貸出しカウンターの場所は、公式サイトのページによって建物の名前の表記が異なるため、現地の案内表示で確認してください。補聴器の磁気ループに対応した機種もあります。
車いすは、宮殿、グラン・トリアノン、プチ・トリアノンで、無料の手動のものを借りられます。宮殿の自由見学のルートとグラン・トリアノンは、車いすで回れます。プチ・トリアノンの2階は、段差のため上がれません。障がいのある本人と付き添いの1人は、証明書を示すと無料で入れます。
| 選び方 | 向いている人 |
|---|---|
| 公式のパスポート券+日本語の音声ガイド | 電車で行き、自分の速さで見る人 |
| 日本語のガイド付き半日ツアー | 解説と、パリからの移動を任せたい人 |
| 送迎付きの入場券 | 乗り換えが不安で、見学は自由にしたい人 |
日本語のガイド付き半日ツアーは、パリ発の約4時間前後の内容が旅行会社から出ています。優先的に入場できる商品もある一方で、庭園やトリアノンが含まれないものもあり、それぞれの内容と料金は商品ページで確認してください。当サイトは、特定の旅行会社と日本語ツアーの内容を保証するものではありません。
宮殿だけなら、午前の半日で足ります。ベルばらのファンで、トリアノンまで時間をかけたい人は、ツアーよりも、パスポート券で個人で回るほうが、自由度は高くなります。逆に、歴史の説明を日本語で聞きながら回りたい人には、日本語のガイド付きのツアーが向いています。
窓口は宮殿の南の翼棟、グラン・トリアノン、プチ・トリアノンにあります。ただし、オンライン券と違って、時間指定の枠の保証はなく、行列と売り切れのリスクを抱えます。チケットは、払い戻しも交換もできないと案内されているため、日程が確定してから購入してください。
宮殿、トリアノン、特別展、庭園、公園に入れる全域の券です。宮殿のみ時間指定です。
ありません。EU圏の住民向けの割引は日本の旅行者には使えず、標準料金になります。
18歳未満は、宮殿とトリアノンが無料です。ただし、宮殿の時間指定の予約は必要です。
宮殿の音声ガイドには日本語があります。トリアノンの音声ガイドは日本語に対応していません。
庭園とトリアノンの20ユーロ(高シーズン)のセット券か、午後に入る後入場パスポートがあります。